日本語教師がツイッターをやるメリット

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なぜツイッターをはじめたのか

こんにちは。日本語教師のみやざきです。

みなさんは、ツイッターをしていますか?
ツイッターをされている方は、仕事に活用できているでしょうか?


私がツイッターを始めて3年ほどたちますが、毎日何かしらつぶやいています

(いつも見てくださっている方、反応くださる方、本当にありがとうございます…!)

ご挨拶ページでも少し触れましたが、私がツイッターを始めた理由は

「オンライン人狼をするためにゲーム用のアカウントが欲しかったから」です(笑) 

  

現在は、日本語教育に関することもぽちぽちとつぶやいています。

何より、日本語教師がツイッターをすることには、たくさんのメリットがあります

 

そこで今回は日本語教師が

ツイッターをするメリットについて

いくつかご紹介します!

  

日本語教師がツイッターをやると「仲間が増える」

ツイッターは用途に応じてアカウントを使い分けている人が多く、ゲーム用の場合は「ゲーム垢」、仕事用の場合は「お仕事垢」など、用途に応じて分けるのが一般的です(私は分けるのが面倒なので、分けていません)

専用アカウントを作るとどうなるか。仲間のフォロワーがめっちゃ増えます。フォロワーが増えると、ニッチな趣味や専門分野の情報がわんさか入ってきます

  

でも、「私のアカウントはフォロワーが増えない…」という方もいらっしゃいますよね

  

そんな方は 

  • プロフィールに自分の求める情報or実績を書く(〇〇やってます、〇〇歴〇年など
  • 自分から発信する専用垢に関連する内容、それ以外の場合はポジティブな発信がよい
  • 気になる人をフォローする(無言フォローでもOK、フォロー返しは期待しない)

 

を試してみてください。たとえフォロワーが増えなくても、有益な情報が入ってくるだけでもアカウントを作る意味があります。普段の生活では関わることのできない著名人のアカウントも、フォローボタン一つでフォローでき、日々情報を得ることができます。

  

これも一理あると思います!ファボされたら嬉しいですからね(笑)

ただ、自分から発信したほうがフォロワーは確実に増えます。自分がフォローしたいと思う人は、何かを定期的に発信している人ではないでしょうか?

    

情報収集だけではなく自分からも発信してみましょう!未経験者や初学者の発信も、経験のある人にとっては実は「有益な投稿」です!

  

真に価値ある情報交換をしたいなら、自分から発信するのが一番の近道です。勇気を持って発信してみましょう!

  

日本語教師がツイッターをやると「ストレス解消になる」

なんで日本人はツイッターをやっている人が多いんですか?

日本語学校で、このような質問を学生から受けたことがあります。

  

私の回答は、

「それはきっと、ストレスを抱えている人が多いからでしょう。自分が本当に言いたいことをツイッターなら言いやすいし、それを見てくれている人がいるからだと思います」

という内容で、学生も妙に納得していました(タイムリーなことに、日本人の友人がツイッターを始めてからタバコを辞められたという報告を聞いたそうです笑)

  

実は日本語教師には「日本語をきちんと使わなければならない」というストレスがあります(ここでいうストレスとは悪い意味ではなく、緊張感という意味で理解していただけると幸いです)

しかしながら、プライベートでもきちんとした日本語ばかり使っているかというと、もちろんそうではありません。

家族と話すときは方言が出たり、友達と話すときは最近流行りの言い回しを使ったり、日本語教師も人ですので「ラクな言葉で気ままに話したい」という欲求があります。

  

その点、ツイッターの発言はとても自由です通常の話し言葉では耳にしないような言語表現にあふれており、特にそれを咎める人もいません(私のツイートも日本語がぐだぐだな時がありますが、それをいちいち指摘する人はいません)。

加えて、いま流行っている表現を試すこともできるし、世代の違う人たちの言葉づかいを参考にすることもできます。また、ツイッターやブログなどでは「文法にとらわれない表現のほうが人の心を掴む」という特徴もあります

  

正しい日本語よりも共感される日本語のほうがコミュニケーションにおいては大切な場合があります。

ツイッターの独特の世界を楽しんでみましょう!

  

日本語教師がツイッターをやると「多様な言語表現を学べる」

日本語教師が常にアンテナを張っておきたいのが「生きている言葉の使われ方」です。

学習者(学生)から、以下のようなことを言われたことはありませんか?

教科書に載っている日本語と、日本人が話す日本語が違います・・・

 

日本語学校の場合、学習者層は20代が中心なので、現実社会で使われている言葉に敏感です

では、自分自身が30代以上の場合、どのように10~20代の言語活動を観察するか。

私の場合は、ゲーム用に作ったツイッターアカウントが、今でもとても役に立っています

  

ゲーム用アカウントには若い世代のユーザーが多いので、彼ら独特の言葉づかいはもちろん、日々の関心ごとなども見ることができます。もちろん若い人の言語表現だけでなく、自分より上の世代や経験豊富な方の言葉づかいを学ぶこともできます。

日本語教師になると、どうしても日本語教育関係者の中で正解を求めがちですが、言葉や文化は日本語教育とは関係がないところで多様に生み出されているものです

  

仕事柄、固まりがちな頭を柔らかくするためにも、

ツイッターでの「ユルい」やりとりに日常的に触れるのはオススメ

  

さらに、ツイッターにはアンケート機能があるため、日本語の言い回しや使い方、日本での文化・習慣の傾向を調査することもできます。

この方は元中学校国語科教師ですが、アンケート機能をこのように活用されています。

  


そして私の過去のアンケートがこちら。

これは授業中に「生活習慣」について話し合った時に、学生たちから「朝、起きたらすぐに(朝ご飯を食べる前に)歯磨きをするのが当たり前」という意見が大多数だったことを受けてアンケートしたものです。

私が「え?うちの実家も夫も、朝イチで歯磨きしないけど・・・」と言ったら変な目で見られたので、調べてみました(授業中はどうしても教師はマイノリティになりやすいです・・・

結果的には「朝イチに歯磨きをしない」人が70%だったので、私は「わりと一般的」な部類であることを確認することができました(笑)

このように、ツイッターでは様々な言葉・文化・習慣の学びを得ることができます

  

日本語教師がツイッターをやるメリットはたくさん!

今回は「日本語教師がツイッターをやるメリット」についてまとめました

まだツイッターを始めていない方や、仕事への活用方法が分からない方の参考になれば幸いです。もしよければ「みやざき」のツイッターをフォローしていただけると嬉しいです!

  

また次回の記事でお会いしましょう!

 

みやざき

通信制大学で日本語教育を学び、2008年に日本語教育能力検定試験合格。国内の日本語学校で専任、5年のブランク後に非常勤講師→フリーランス。現在は地域日本語教育コーディネーター、Webライティング、コラム執筆等を受託しています。

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